11/25
2024
Mon
旧暦:10月24日 先負 壬 
産業・経済
2013年7月25日(木)9:00

パインの収穫最盛期/宮古島産

実が大きく甘いのが特徴


パインを収穫する吉本さん=24日、市内の畑

パインを収穫する吉本さん=24日、市内の畑

 宮古島産パイナップルの収穫が最盛期に入った。黄色く熟した甘い香りのパインが、各店頭にずらりと並び好調な売れ行きを見せている。今年のパインは、甘くてみずみずしく大きく実っているのが特徴。宮古の郵便局は宮古島産パインの産業化を支援するため、昨年からカタログ販売を始め、今年は2年目を迎えた。


 今年のパイン収穫は、今月上旬から始まった。「サンサン宮古島農園」の吉本光吉代表によると、1週間前まで約30個だった1日の収穫量は、21日ごろからは約200個と一気に増えた。

 収穫したパインのうち、特大サイズが2割。中には、3㌔の超特大サイズもあるという。大玉(1・6㌔~2㌔)は、化粧箱に2個入れて郵便局に出荷。特大サイズは、箱に入らないためJAのあたらす市場で販売している。
 吉本さんは「宮古のパインは酸味が少ない分、甘みを感じる。あっさりとした味は、宮古でしか出せない味」と太鼓判を押す。

 「一度買った人は、味を占めてまた買う」と店員たちが言うほど人気が高い。吉本さんは「宮古の特徴的な味には、パイン栽培に最適な中性に近い土地が影響しているのでは」と推測する。

 市農政課によると2012年の栽培面積は3・5㌶で、09年の2・5㌶と比べ1㌶増えた。甘さが評判になり市場性が高まったことや、手軽な露地栽培が面積増の主な要因とみている。栽培農家数は、14戸。パインはアルカリ土壌には向かないため栽培の際は、事前のPH分析が必要になる。

 今年の収穫は、8月上旬ごろまでを見込む。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!