津山の児童40人宮古入り/姉妹都市の交流深める
宮古JCが受け入れ/ホームステイで南の島体験
宮古島市の姉妹都市である岡山県津山市の児童たちが25日、夏休みを宮古島で満喫しにやって来た。一行は津山の小学生34人と、東日本大震災被災地から岡山県内に避難している小学生6人、大学生ボランティア11人、津山JC会員43人の計94人。28日まで3泊4日、宮古島市に滞在し、ホームステイしながら宮古島の子どもたちと交流体験をする。
主催は津山青年会議所、地元受け入れは、姉妹JC宮古青年会議所が担当した。同交流は、「南の島の大冒険 つかもうぜ!ひとつながりの秘宝」と銘打った。
一行は午後3時すぎ、宮古空港に到着し異文化体験、宮古JCの会員らが出迎えた。
市熱帯植物園で行われたセレモニーで、津山青年会議所の光岡宏文理事長は「今回の交流を、姉妹提携50年の長い歴史につなぎたい」とあいさつ。宮古JCの野津芳仁理事長は「4日間を楽しく過ごし、思い出をたくさん持ち帰ってください」と、激励した。
児童と大人が一緒に「和っしょい!津山!」を、元気いっぱい披露。懇親会では、津山の児童と宮古のホストファミリーが対面した。
児童たちは7月25、26の両日ホームステイし、27日は宮古青少年の家でキャンプをする。
2日目は前浜で泳ぎ、昼食はバーベキューを楽しむ。海中公園を見学後、体験工芸村でブレスレットを作る。
広戸小学校の福元晴日君(6年)は「飛行機から見たけど、宮古島は海がきれい。美しい海でシュノーケリングを楽しみたい。友達もいっぱいつくる」と胸を弾ませていた。
津山の子どもたちの宮古島での体験交流は、6年前に次いで2回目。津山や東日本、宮古島の子どもたちが、一つになって冒険する中で、豊かな人間性を育んでほしいと願いを込め企画した。