09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
教育・文化 産業・経済
2013年7月27日(土)9:00

「水無し農業」の歴史学ぶ/見学会に7家族18人参加



宮古島のジオラマで地下ダムの場所などを学ぶ参加者たち=26日、地下ダム資料館

宮古島のジオラマで地下ダムの場所などを学ぶ参加者たち=26日、地下ダム資料館

 沖縄総合事務局宮古伊良部農業水利事業所の地下ダム関連施設子ども見学会が26日、城辺字福里の地下ダム資料館と関連施設で行われた。
 見学会には7家族18人が参加。小中学生たちは夏休みの自由研究のテーマにしようと宮古島の農業発展と農産物の安定生産に大きく貢献した地下ダムの歴史を学んだ。


 資料館での説明では、1971年の大干ばつで宮古地区のサトウキビ農家は壊滅的な打撃を受け、翌年の本土復帰から全域を対象とした農業用水地下水調査が行われ、その結果を受けて74年から地下ダム開発調査が開始され、地下ダム建設へと至った歴史が紹介された。
 参加した親子は、地下ダム建設によりこれまで天水に頼る水無し農業から脱却しサトウキビの反収も増加し、マンゴーなど作物の種類も増えたことなどを学んだ。

 そのほか、参加者たちは東山ファームポンドや砂川風力発電施設なども見学。宮古島全体で地下水を農業のために有効活用するシステムに一緒に参加した親たちも興味津々の様子でその説明に聞き入っていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!