干ばつ被害を視察/儀間参院議員
財政支援検討へ
参院選比例代表で日本維新の会公認、そうぞう推薦で当選した前浦添市長の儀間光男氏が31日、当選報告と干ばつの被害状況を視察するため宮古入りした。儀間氏は「干ばつ被害を把握することができた。財政的な手当てを含め県、国と向き合っていく」と述べ、農家支援に伴う農林水産業および離島振興に全力を尽くす考えを示した。
儀間氏は同日午前の便で宮古入り。はじめに故下地米一氏に参院選当選を報告した後、宮古島市議会の会派「21世紀新風会」のメンバーらと各地を回った。
空港周辺や平良西原のサトウキビ畑では市農政課の説明を受けながら干ばつの状況を把握。かん水補助の内容についても質問を交えて詳細に聞き取った。
宮古本島の製糖2工場およびJAおきなわ宮古地区本部なども訪問し、宮古における農林水産業の位置付けと重要性を再確認した。
儀間氏は「干ばつの状況および圃場の状態、県、市の対応を把握できた。今回の視察結果をまとめ、財政的な支援をどうするかを含めて県、国と向き合っていきたい」と述べた。
参院選当選を踏まえ「宮古で多くの支援を受けて当選することができた」などと感謝。「熱い思い、熱い声援に応えるべく農林水産業の振興を図り、離島のハンディ解消に全力で取り組んでいく」と決意した。