熱中症患者が大幅増/宮古
「真夏日」連続24日
宮古福祉保健所によると6月1日から8月3日までに発生した熱中症患者数は13件で、昨年6月~9月までの発生数5件を大幅に上回った。
このうち半数以上の7件が7月14日以降に発生している。同保健所は熱中症には予防が大切で▽十分な水分、塩分の補給▽暑さを避け、襟元を開けるなどクールビズを心掛ける▽日傘や帽子を利用するなど直射日光を遮り、長時間の作業や海水浴は避ける▽室内ではクーラーや扇風機を利用して適度な室温を保つ-などで予防するよう呼び掛けている。
宮古島地方は太平洋高気圧に覆われ晴天が続いている。5日の日中の最高気温は33・2度で気温が30度を超える「真夏日」が7月13日から24日間連続している。今年に入って「真夏日」は66日間になる。
今月に入って日中の最高気温は1日が33・3度、2日が32・9度、3日にこの夏1番の暑さとなる33・4度を観測した。4日は33・1度だった。8月の最高気温は1998年8月3日に34・2度を記録している。
宮古島地方気象台は日中の最高気温が33度以上となる予報の日は「宮古島地方高温注意情報」を発表し、熱中症に対する十分な対策を呼び掛けている。同注意情報は7月24日から12日間連続で発表されている。