川満、手登根が大会新V/全沖縄ジュニア陸上
陸上の全沖縄ジュニア大会は25日、県総合運動公園陸上競技場で大会2日目を行い、中学の共通男子走高跳で砂川3年の川満郁弥が1㍍90を跳んで優勝、同2年男子砲丸投は久松の手登根武魁が12㍍71の投てきで制した。
いずれも大会記録を更新する快挙。2人は10月25日に開幕する全国ジュニア陸上に県代表として出場する。
走高跳の川満は1㍍80を跳んで優勝を決めるとバーを1㍍86に上げて大会記録の更新を狙った。これを2回目の試技でクリアし、続く1㍍90も2回目で跳んで他を圧倒した。
川満は自己タイの1㍍90を跳んだことには「満足している」と話したが「まだ課題は多い」と強調。試技のたびに助走と踏み切りが合わないことを修正点に挙げた。その上で「もっと練習を積んで全国ジュニアでは1㍍95を跳びたい」と意欲を示した。
一方、砲丸投の手登根は1投目で12㍍52を投げていきなり大会記録を更新。その後も12㍍台の投てきを続け、最終6投目に12㍍71を記録して優勝を決めた。
手登根は「優勝と大会記録の更新は狙っていた」と目標達成を誇った。「良い緊張感を持って試合に臨むことができた。これからさらに力をつけて、全国では決勝に残れるように頑張りたい」と話した。