4月20日開催へ/第30回トライ大会
総会で正式決定/第1回競技委員会
第30回という節目を迎える来年の全日本トライアスロン宮古島大会の第1回競技委員会(本村博昭委員長)が9日夜、市役所平良庁舎で開かれた。大会日程について、4月13日、同20日、同27日の3案を検討した結果、20日開催とする方針を決定。日程は今月19日に開催される大会実行委員会総会に提案され、承認を受け正式決定となる。
同委員会で事務局は大会日程について、スイム競技時間帯の潮流を基に安全と考えられる順に4月13日、同20日、同27日の3案を提示。水泳部の新村一広部長は「安全面を考えると13日がベスト。20日では折り返した後の直線がきつくなる」との考えを示した。しかし他の委員から「ボランティアの確保を考えると、人事異動があって間もない13日より20日の方が良い」、「今の選手の泳力を考えると問題はないと思う」など20日開催を求める意見が上がった。それらを踏まえ本村委員長が20日開催を提案。全会一致で承認した。
事務局はそのほか、参加費にカーボンオフセット料500円を加え3万3500円とすること、参加費20万円で先着20人のエントリーを受け付ける「ワイドーチャリティー枠」を設定し、参加定員を前回大会までの1500人から1520人とすることなどを提案。「ワイドーチャリティー枠」参加費は大会運営費などに充当する考えを示した。
スイム競技を中止しデュアスロン大会とした第29回の経験を踏まえ、競技開催について決定する競技実施検討委員会これまでの当日午前6時15分からではなく午前5時30分開催とすること、状況によっては前日夜にも開催することも提案された。
会場設営部の前川尚誼部長からはスイムコースを現在の1周3㌔から1・5㌔を2周とすること、新村部長からは参加資格に「過去5年以内に51・5㌔以上のトライアスロン大会完走」という項目を加えることなども提案された。コース変更に関しては伊良部大橋の開通に伴うバイクコースの見直しなども含め31回大会以降に向け検討することとなった。