最優秀賞に松原さん(久松中1年)
少年の深夜はいかい防止ポスター宮古地区審査会
2013年度「少年の深夜はいかい防止ポスター宮古地区審査会」(主催・宮古島署)が17日、同署で行われ審査の結果、入選8作品を決定した。そのうち最優秀賞には松原好花さん(久松中1年)、優秀賞に嘉手川彩音さん(平良中2年)、優良賞に大野萌夏さん(同)の作品が選ばれた。3作品は11月に県警本部で開催される中央審査会で審査される。
この日の審査会では、小・中学生から応募のあった57点のうち、横書きや文字が書かれたポスター3点が審査対象外となり54点を審査した。
審査講評では、東小学校の前川和昭教諭と宮古島地区少年補導員協議会の野原勝也会長が入選した作品の表現力の高さや深夜はいかいの怖さを訴える手法を高く評価し、中央審査会での好成績に期待を寄せた。
この取り組みは、少年の深夜はいかいに対する県民意識の高揚を図るとともに、防止活動に活用することを目的に実施している。
昨年1年間に県内で深夜はいかいや飲酒などの不良行為で補導された少年は4万887人で、うち深夜の時間帯に補導された少年は2万6686人となり不良行為少年全体の65・3%を占めている。
こうした状況から同署では深夜はいかいの延長線上で非行や各種事件、事故に巻き込まれる事案も後を絶たない状況にあるとして同ポスターなどを活用して防止活動を展開している。
入賞者は次の通り。
【最優秀賞】松原好花(久松中1年)【優秀賞】嘉手川彩音(平良中2年)【優良賞】大野萌夏(同)【佳作】亀川則香(久松中2年)▽田部井汐哉(同1年)【入選】山城琴音(北中1年)▽真壁知花(平良中3年)▽山内優梨愛(宮島小4年)