久貝(宮工)が8種競技V/県高校新人陸上
4種目に自己新、九州へ
県高校新人体育大会の陸上は20、21の両日、県総合運動公園で8種競技が行われ、宮古工業高校2年の久貝勇介選手が総合得点4590で初優勝を果たした。10月11日に佐賀県で行われる九州新人大会に県代表として出場する。
8種競技は2日間かけて①100㍍②走幅跳③砲丸投④400㍍⑤110㍍障害⑥やり投⑦走高跳⑧1500㍍―を行い、その記録を換算し合計得点で競う。
久貝選手は8種目中4種目で自己ベストを更新。1日目は首位をキープしたが、2日目に苦手のやり投と1500㍍で苦戦し追い上げられたが、終わってみれば2位に62点の大差を付けた。
8種競技は高1から取り組み、県大会ではこれまで3位が最高だった。
久貝選手は22日に帰島。宮古空港では学校関係者が横断幕を持ち快挙をたたえた。
宮里幸利校長は「全校生徒に大きな励みと勇気を与えた。さらに上を目指して頑張ってほしい」、同校駅伝部の本村邦彦顧問は「九州大会では、あと3種目に自己ベストを出してほしい」とそれぞれ期待した。
久貝選手は「優勝は自分だけの力ではなく、周囲の人たちのおかげ。九州へ向け頑張るので応援よろしく」と話した。