飲んだら運転しない/JA宮古、宣言文を提出
JAおきなわ宮古地区本部(新城武一郎本部長)は24日、1事業所22店舗の191人分の署名で飲酒運転根絶宣言文を宮古島署(宮城英眞署長)に提出した。今回の事業所・署名分を含めて累計は199事業所、5325人に達した。
提出式で、新城本部長は「私は命の尊さと交通事故の悲惨さを深く心に刻み、飲酒運転の根絶決意を固くし、家庭や職場、さらには地域が一体となって交通死亡事故抑止をするために次のことを誓う」と述べた。
誓いの文言は▽酒を飲んだら絶対運転しない▽運転する人には酒を絶対すすめない▽酒を飲んで運転する人に絶対車を貸さない▽酒を飲んだ人が運転する車に絶対乗らない▽二日酔い状態になるまで、深酒しない▽ハンドルキーパー運動を広げる-の六つ。
宮城署長は「管内(宮古島市、多良間村)の飲酒人身事故は、2012年7月24日に事故が起きて以降、ゼロが続いている。これからもJAの力を借りてゼロを浸透させたい」と決意を新たにした。
宮古島地区交通安全協会の宮里敏男会長は「飲酒運転根絶の活動は、JAのネットを生かして農家に浸透させてください」と激励した。
新城本部長は「30年前から職員の職場での飲酒は禁止され、職員の交通安全に対する意識は高い」と述べた。
同本部管理部の砂川隆部長代行が同席した。