宮古と大阪が力勝負
アームレスリング交流大会
腕相撲に似た競技アームレスリング交流大会が9月28日、平良の飲食店で開かれた。宮古と大阪のチームが手と手をがっちり絡ませて力勝負を展開。勝ち負けのはっきりする競技に、観客も大きな声援で盛り上げた。
交流大会は、宮古のアームレスリング愛好家と交流を深めようと、大阪から「チーム・ごっつ」のメンバーが来島。西日本選手権大会㌔級で準優勝した選手も所属しており強豪チームとして知られている。
対する地元の「宮古アームファイティング」は、県大会2位の選手を擁するなど、県内では強豪チームだ。
大会は6人対6人の勝ち抜き戦で行われた。試合は宮古が3人勝ち抜くと、今度は大阪が3人倒し中盤戦までは互角の試合を展開。しかし、最後は地力に勝る大阪が大将戦を制し逆転勝ちした。
腕力勝負に観客も大興奮。スタートの一瞬で勝敗がついたり、不利な姿勢から反動をつけて相手の腕を力でねじ伏せるなどのアームレスリングならではの醍醐味を満喫していた。
「チーム・ごっつ」代表の遠藤満さんは「アームレスリングは腕っ節一つで対戦するのが魅力。実戦を重ねるごとに強くなれる」と話した。
同大会は、「チーム・ごっつ」の創設者上里栄作さん(大阪在住)が宮古出身であることから実現。上里さんは「将来は、沖縄本島や石垣島からもチームを集め、交流を深めながら技術の向上を図っていきたい」と抱負を話した。