産業・経済
2010年5月15日(土)17:04
畜産農家に消石灰配布/宮古家畜保 口蹄疫防疫対策で
宮崎県で拡大している口蹄(こうてい)疫の防疫対策で、宮古家畜保健衛生所(慶留間智厚所長)は14日、多良間村の牛や山羊、豚飼育農家に消石灰(消毒薬)を無償配布した。配布はJAおきなわ多良間家畜市場で行われ、約100人が受け取った。宮古島市の配布は、18日の平良を皮切りに順次行われる。
消毒薬は踏み込み消毒槽に使うもの。踏み込み槽の作り方や使い方として①長靴が入る大きさのバットやバケツに水を準備②水10㍑に消石灰、紙コップ1杯が目安③長靴を入れる前に水で汚れをきれいに落とす④消毒薬に長靴を入れて靴をよく消毒する⑤消毒液は1週間程度で交換-などを示している。
家畜に散布してはいけないことや、人の目や口、鼻に入らないようにする-などの注意も呼び掛けている。