最大で1万4500戸が停電
台風23号で宮古島市
台風23号の影響で宮古島地方が暴風域に入った5日夕から沖縄電力宮古支店管内では各地で停電が発生した。同停電ピーク時の6日午前5時には1万4500戸が停電した。沖縄電力は同日午後11時5分に管内の高圧配電線の全復旧作業を終えた。停電により市内の交差点に設けられている信号機などの点滅が止まったりしたが、暴風域を抜けるまでは復旧作業に取り掛かれず、場所によっては停電の状態が長引く地域もあった。
沖縄電力によれば、復旧作業には同社社員のほか関係会社、電気工事会社の職員なども動員し作業に当たった。
停電の影響で6日午前、市内のスーパーは営業を自主的に停止するなどの措置を取った。このため訪れた買い物客らが店が開くのを待って、駐車場で待機している様子などが見られた。
沖縄電力では未だ停電がある家庭では家屋への引き込み線断線やブレーカー切れなどの個別事情により送電されていない場合があるため、同支店に連絡してほしいと呼び掛けている。
また、近隣の高齢者世帯では個別事情による停電に気が付かない場合もあるので、近隣の住民からの情報提供を求めている。連絡先は次の通り。
沖縄電力宮古支店コールセンター・電話(フリーダイアル)0120・586・707