移動献血が始まる/県赤十字血液センター
目標765人、25日まで
2013年度10月期の宮古地区移動献血が9日に始まった。25日までの15日間、行政機関の庁舎や協力企業で実施される。10月期の目標献血者は765人。県赤十字血液センターは「多くの宮古島市民の協力をいただきたい」としている。
10月期の献血は、当初7日に始まる予定だったが、台風接近の影響で同日と8日の献血を取り止めた。
献血初日の9日は午後から県立宮古病院で行われ、病院職員らが献血。400㍉㍑は21人、200㍉㍑献血には2人が協力した。
2日目は午前9時から県宮古事務所で実施。職員らが採血する車に次々と訪れて協力していた。県赤十字血液センターによると、沖縄県は自らの地域で必要とする血液を確保できず、九州など他の地域から供給を受けて年間の必要量を補っている。
同センターは「血液が足りない状況が続いている。宮古島市民の皆さんの理解と協力を受けて必要な血液を確保したい」とし、多くの市民に献血への協力を呼び掛けている。
移動献血は年に2回実施され、今年5月期の献血者は631人。目標とする810人に届かなかった。