市民の創造力、作品一堂に/総合文化祭が開幕
盆栽、織物など10部門展示
第8回宮古島市民総合文化祭(宮古島市など主催)が11日、市中央公民館で開幕した。13日までで、開館時間は午前9時から午後5時まで(最終日は午後3時まで)。盆栽や写真、織物など10部会から、部会員や市民の力作が会場に展示されている。茶道部会はきょう12日から。
開催初日に行われたオープニングセレモニーで、下地敏彦市長は「多くの市民が来場し、作品を楽しみながら、市民の創造力、文化力を感じてほしい」とあいさつした。
市文化協会の大城裕子会長は「文化協会最大の行事。今年から市内の児童生徒が大人たちの作品に触れる機会となるよう、開催期間を3日間にした。会員以外の市民からも数多くの作品が出展されている。一人でも多くの市民が会場に足を運んでほしい」と来場を呼び掛けた。
市教育委員会の垣花徳亮生涯学習部長は「教育委員会も市民や児童生徒の文化活動を支援し、平和で豊かなまちづくりを目指して文化振興に取り組んでいきたい」と川満弘志教育長のメッセージを読み上げた。
また、市議会の富永元順副議長が平良隆議長の祝辞を代読した。
同文化祭は展示部門のほか、13日午前10時から郷土史部会による史跡巡り、11月10日にはマティダ市民劇場で音楽祭が開催される。12月は1日にこどもシアター、8日に芸能祭が開催される。
盆栽部門と写真部門の表彰式は13日、午後3時受付で同30分から中央公民館で行われる予定。