社会・全般
2010年9月19日(日)9:00
離島航路、全便欠航/漁船は陸上げで固体強化
非常に強い台風11号の影響で、宮古本島と周辺離島を結ぶ旅客船とフェリーは18日、全便欠航し、約千人の足に影響が出た。平良港の離島発着場は閑散としていた。一方、各漁港では、漁師らが前日から漁船を陸揚げするなどして太いロープで固定した。
平良―伊良部間では、はやて海運の高速旅客船が往復22便、フェリー往復14便が欠航。宮古フェリーが高速旅客船往復24便、フェリー往復12便が欠航した。
平良―多良間で運航するフェリーが往復2便、島尻―大神を結ぶ旅客船が往復10便がそれぞれ欠航した。
各船会社とも、天候の回復状況を見て、運航再開を決めることにしている。
一方、平良の荷川取漁港では高波が沖合防波堤に激しくぶつかり、波しぶきが漁港内に降りかかっていた。