貢献団体や個人を表彰/県老人クラブ大会
宮古からも大勢が受賞
【那覇支社】第50回県老人クラブ大会が16日、名護市民会館で開かれ、長寿県沖縄の再生に向け「健康づくり・介護予防活動の地域への普及・拡大」などを盛り込んだ大会宣言を全会一致で採択した。各クラブの向上発展に貢献した個人34人や20団体を表彰した。宮古地区からは育成功労者に上地繁男さん(市老ク連下地支部理事)ら5人、優良老人クラブに同連合会上地老人クラブが表彰された。
県老人クラブ連合会の白石武治会長は「健康、友愛、奉仕の3大運動を中心に取り組み、高齢者や地域の福祉増進に努めたい」と述べた。県老人クラブ連合会の長嶺トヨ副会長が「長寿県沖縄を再生するため、健康寿命を伸ばす活動を積極的に推進する」などとした大会宣言を朗読した。
宮古島市老人クラブ連合会西原みどり会の花城愛子美佑さん(平良第一小2年)が、「夢と希望のある人生とクラブ活動を」、荷川取さんが「パワフルばあちゃん」と題した作品を舞台で発表した。38回県老人福祉作文コンクールで最優秀賞に輝いた荷川取さんに県知事賞が手渡された。
宮古地区の個人、団体の被表彰者は次の通り。(敬称略)
【老人クラブ育成功労者】与座明良(宮古島市老人クラブ連合会平良支部理事)▽奥濱貞夫(同城辺支部副支部長)▽友利勇(同下地支部理事)▽上地繁男(同)▽高江洲ミヨ(同上野支部理事)
【優良老人クラブ】同上地老人クラブ(上地繁男代表)
【作文コンクール】最優秀賞(県知事賞)=荷川取美佑(平一小2年)▽佳作(県老連会長賞)=奥平華音(南小4年)