農水大臣感謝状を贈呈/統計の日
狩俣さんら長年調査に協力
国は「統計の日」の18日、農林水産統計調査に5年以上協力した農林漁家に農林水産大臣感謝状を贈呈した。宮古の受賞者は狩俣栄助さん(82)=上野=ら4人。沖縄総合事務局宮古島農林水産センターの大城武俊センター長が受賞者宅を訪ね、感謝状を伝達した。
狩俣さんが調査に協力した期間は20年。労働時間や肥料、農薬代などの生産費や収入を漏れなく記帳し、国に報告している。
大城センター長は午後2時すぎに狩俣さん宅を訪ね、賞状と祝いの品を手渡した。
大城センター長は「皆さんの記帳が統計の基礎資料に活用されている。今後ともますます元気で、調査に協力をいただきたい」と感謝した。
狩俣さんは「大臣表彰は光栄。日頃の日記が統計に生かされていると聞き、うれしく思っている。受賞を励みに今後とも農業(肉用牛とサトウキビ)を頑張りたい」と喜びを語った。
農業経営調査は、農業経営体の経営や農畜産物の生産費の実態などを明らかにし、農業行政の資料を整備することを目的とする。
受賞した皆さんは次の通り。(敬称略)
【農林水産大臣感謝状】上地光雄(72、城辺比嘉)▽狩俣栄助(82、上野新里)▽砂川博克(63、城辺長間)▽友利安男(76、下地川満)