220点の収蔵品展示/市総合博物館
宮古、越後上布など/特別展始まる
市総合博物館(下里典子館長)で23日から、特別展示が始まっている。11月8日まで。特別展示品は全220点で、2011~12年度にかけて、市民や行政から博物館に寄贈、寄託された収蔵品。
展示は民俗資料59点、自然関係が129点、歴史資料22点、映像9点、美術資料が1点。
展示されているものの中には、寄贈者の祖母が実際に着用していた宮古上布(亀甲紋十字絣)や越後上布など、貴重な品も含まれている。
また、民俗資料は今ではほとんど見ることができなくなった黒電話や、みそがめなどが展示されており、展示には実際にどのように使われていたかの説明板も表示されている。
下里館長は「普段あまり目にする機会が少ない資料や懐かしい資料を展示している。寄贈、寄託してくれた人たちの厚意に感謝するとともに、皆さんに昔の生活を学ぶ場として活用してほしい」と多くの市民の来館を呼び掛けている。
同館の開館時間は午前9時から午後4時30時まで(入館は午後4時まで)。毎週月曜日と11月3日(文化の日)は休館日。
土、日曜日は高校生以下の入館料は無料。