社会・全般
2013年10月27日(日)9:00
島の繁栄、豊作願う/宮古神社で「例大祭」
宮古神社で26日、年に一度の祭礼行事「例大祭」が行われ、島の繁栄などを祈願した。参拝者らは、この1年間の豊作と無事過ごせたことに感謝し、向こう1年の五穀豊穣や無病息災、家内安全などを願った。舞踊の奉納も行われ祭礼行事に花を添えた。
午後2時の太鼓の音で始まった例大祭は、参拝者を清めるおはらいや、一層の加護が頂けるようにと渡慶次馨宮司が祝詞奏上するなど、神事にのっとって厳かに行われた。
久田流家元久田舞踊研究所の糸数亜也さんが幣殿で豊年のあやぐ「大世栄(うぷゆぱい)」で奉納舞踊を披露。あでやかな衣装に身を包み、豊作を祝う実った稲穂を手に優雅に舞った。
例大祭は宮古神社の渡慶次宮司、神職の奥間寛次さん、古波蔵恵出仕、辻信彦禰宜の4人で執り行った。
例大祭終了後には直会が行われ、琉球國まつり太鼓宮古支部の演舞や宮古龍獅団による龍の舞いなどが奉納された。
前日は、例大祭の前夜祭となる「宵宮祭」が行われ、久田流家元久田舞踊研究所の門下生らが舞いを奉納した。