社会・全般
2013年10月27日(日)9:00
「九条の碑」にペンキ/カママ嶺公園
警察に被害届け提出へ
カママ嶺公園にある「日本国憲法九条」の碑に26日、黄色いペンキが吹きかけられているのが見つかった。同碑を建立した「みやこ九条の会」の関係者が「碑を見たい」という人を案内した際に発見し、同会の三浦春彦事務局長が、同日午後3時ごろ被害を確認した。
三浦事務局長は「碑には沖縄戦の悲惨さを2度と繰り返さないという強い思いで『非戦の誓い』と記されている。その碑にこのような行為をするのは断じて許せない」と強い口調で述べた。
同碑は2007年6月23日に「宮古憲法九条の碑建立実行委員会」が、市民から寄付を募り同公園に建立した。同日に除幕式が行われ、宮古島市に寄贈された。
三浦事務局長は週明けの28日にも、管理する市の担当課に被害届けを警察に提出するよう要請する。