神里さんに大阪航空局長表彰/JTAサザンスカイサービス
宮古では2年連続の快挙
日本トランスオーシャン航空(JTA)の貨物部門を扱うJTAサザンスカイサービス宮古空港所副所長の神里照男さん=城辺長間出身=がこの10月に2013年度大阪航空局長表彰を受賞し30日、受賞報告のため本社を訪れた。同賞は航空関係部外功労者として顕著な功績を収めた人に与えられるもので、同社宮古空港所からは2年連続しての受賞の快挙となった。
同表彰は航空事業従事者として25年以上勤務し、50歳以上で、これまでの活動が、他の模範となる活躍をした人に贈られる。
神里さんは1974年に同社に入社。2007年に宮古空港所の副所長を務めた後、10~13年までJTA八重山支社与那国空港所長を務めている。今年5月に再び宮古空港所副所長となり、貨物上屋課長を兼務している。勤続年数は39年10カ月に及ぶ。
表彰の喜びを神里さんは「受賞は先輩や後輩のおかげ。社会人になってすぐに先輩の良い指導を受けた。とても感謝している」と述べた。
貨物の繁忙期はマンゴー出荷シーズンと重なり、「安全第一に積み残しが出ないよう工夫している」と話した。
受賞報告に立ち会ったJTA宮古支社の金城徹支社長は「地上業務などの他の部署と連携を取りながら、いかに安全で効率の良い貨物積載を行うかは重要な役割だ。後輩たちにとっても神里さんの受賞は大きな励みになる」とたたえた。