兼島さんが一般で優勝/本社杯ゴルフ
300人が4部門で熱戦
第16回宮古毎日親睦ゴルフ大会(主催・宮古毎日新聞社、主管・宮古ゴルフ連盟、特別協賛・日本トランスオーシャン航空)は4日、エメラルドコーストゴルフリンクスとオーシャンリンクス宮古島の2会場で行われた。4部門に分かれて熱戦を繰り広げた結果、一般は兼島孝司さん、ミッドグランドシニアは阪井秀和さん、シニアは仲間功さん、レディースは前里栄子さんがそれぞれ優勝した。約300人がプレーを楽しむとともに交流を深めた。
ゴルフ愛好者らの技術向上と健康増進を図ることなどを目的に、毎年開催されている。ジュニアゴルファーの育成にも位置づけ。毎回、参加者から募金を集め宮古ゴルフ連盟に寄付をしている。
今回も会場に募金箱を設置し協力を呼び掛け。集まった募金は、表彰式の会場で本社の平良覚社長から同連盟の野津武彦会長に手渡された。
大会は強風が参加者たちを悩ませたが、曇り空で絶好のゴルフ日和となった。参加者たちは気の合う仲間たちと一緒に、海風を受けながら伸び伸びとクラブを振った。
表彰式と懇親会は同日夜、JAおきなわ宮古地区本部2階大ホールで行われた。
主催者を代表してあいさつした平良社長は「参加者全員が無事ホールアウトした。プレーも大事だが、親睦会も大事。大いに盛り上げて楽しんでほしい。健康増進を図り、来年もこの大会に参加し交流を深めてほしい」と呼び掛けた。
八重山毎日新聞社の黒島安隆社長は、宮古島のゴルフ環境の素晴らしさを話し「宮古島のゴルフがますます栄えるよう祈念する」と述べ、乾杯の音頭を取った。
表彰式では、各部門の上位3位までに賞状とトロフィーが贈られたほか「ドラコン」「ニアピン」などの特別表彰も行われた。
引き続き行われた抽選会では自転車やエアコン、電子辞書、デジカメ、東京・宮古往復航空券などの豪華賞品が準備され、当たり番号が読み上げられると大きな歓声で盛り上がった。
前日の3日は千代田カントリークラブでジュニアの部が行われ、前泊侑磨君(平良第一小4年)が優勝した。(4日付本紙で既報)
同大会は本紙創刊(1955年9月19日)を記念し、1998年に「宮古毎日新聞杯先島親善ゴルフ大会」としてスタート。第6回大会から、親睦をメーンに誰でも参加できる大会にしようと現在の名称に変更した。