3店舗で虚偽表示/宮古島東急リゾート
支配人「誤解を招いた」
東急ホテルズが運営する全国20のホテルのレストランや宴会施設において、実際に使用された食材とメニュー表示が異なっていた問題で、その中に宮古島東急リゾート内の3店舗も含まれていた。
虚偽表示があった施設は「バーベキューハウス」「シャングリ・ラ」「やえびし」の3店舗。
店舗前には「お詫びとお知らせ」の紙が張られ「今後、スタッフ一同、再発防止と信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります」との内容が記されている。
今回の問題について宮古島東急リゾートの山村勇支配人は「一部表記で誤解を与えてしまった。時期や天候によって島内産の野菜や近海の魚が取れない時もあり、その時は別の産地の食材を使った。今後は産地表記について誤解を与えないよう取り組んでいきたい」と述べた。
「バーベキューハウス」では、メニュー表示が「宮古島産野菜」なのに対して天候等で入荷できない日は一部違う産地の野菜を使用。提供数は171回。
「シャングリ・ラ」は、メニュー表示で「宮古島特産オードブル」が一部の食材に沖縄産を使用。提供数は宮古島特産オードブルが830回、宮古島特産前菜3品盛が1089回。
「やえびし」はメニュー表示で「近海魚のお造り」が天候等で入荷できない日は一部違う産地の魚を使用。提供回数は2617回。
3店舗とも提供期間は2010年4月~13年10月までとしている。
今後の対応について、東急ホテルズでは、同ホテルズ内に専用窓口を設置し、レシート・クレジット利用控え等を示せば所定の手続きの後、1レシート(1回の利用)につき2000円のギフトカードを自宅または勤務先に送るとしている。
連絡先は(電話03・3477・6568)。受付時間は土、日、祝祭日を除く平日の午前9時30分~午後5時30分。