健康づくりで多彩な催し/楽しい舞台にぎわう
宮古島で「がんじゅうタイム」/国保推進運動
国保広報番組「がんじゅうタイム」に登場する地元タレントらが出演し、健康づくりを促進するイベント「おでかけ、がんじゅうタイムin宮古島」(主催・県国保事業安定化推進運動実行委員会)が9日、市中央公民館で開かれた。テレビ、ラジオで活躍する芸能人のパフォーマンスを見ようと、会場は多くの市民でにぎわった。
「ティーンエイジャー食サミット」と題したイベントも催され、宮古総合実業高校と上野中学校の生徒5人が津覇信一さんらとパネルディスカッションを行った。
同イベントは2部構成のプログラムで、第1部では宮古病院循環器内科部長の米田惠寿さんが「宮古島での狭心症&急性心筋梗塞について」と題して基調講演を行った。また、事例発表を市国保課の川平康子さんが行い、上原和将さんと砂辺和正さんが自らの疾病経験を基に体験談を発表した。
第2部では津覇さんのほか、テレビなどの各種メディアで活躍する糸数美樹さん、お笑い芸人コンビのハンサム、パッション屋良さんらが加わり、地元中高生とのパネルディスカッションを開いた。
ディスカッションには池間星菜さん(宮総実高2年)、池間舞理菜さん(同)、具志堅夏美さん(同)、砂川華穂さん(上野中3年)、下地ひよりさん(同)が参加。出演者らと食生活についての質疑応答を行い、管理栄養士の宇栄原千春さんが健康づくりのための食のあり方について解説した。
ミニライブでは同番組のテーマソングを歌うJimamaさんが美しい歌声を披露。県の健康増進運動で「ちゃーがんじゅう体操」を考案した健康運動指導士の勝俣妙子さんと出演メンバーが舞台に立って手本を示しながら、会場とともに同体操を行った。場内は終始笑い声が響き渡り、健康増進、国保事業啓発のためのイベントを来場した市民は最後まで楽しんでいた。