卒業50年を盛大に祝う/南秀同窓会
宮高15期、定時制7期が参加
南秀同窓会は9日夜、宮古高校15期と定時制7期の卒業50年を祝う会を市内のホテルで開いた。50人余の卒業生が参加し、先輩や後輩から祝福を受けながら卒業50年を振り返った。
祝う会は午後6時30分に開演。宮高15期、定時制7期の卒業生は大きな拍手を浴びながら入場行進した。
はじめに全員で宮古高校と宮古女子高等学校の校歌を歌い、それぞれ母校に思いをはせた。
南秀同窓会の仲地清成会長は「きょうは互いの友情を確かめながら過ごした人生を語り合い、同期の絆をさらに深めてほしい」と呼び掛けた。その上で「50年で身に付けた人間力で、これからも一人一人、それぞれの場で一層輝くことを期待している」と述べた。
関東南秀同窓会の宮里邦雄会長らの祝電が披露された後、全員が立ち上がって祝杯を上げた。
15期卒の真喜屋恒代さんは「50人以上も同期が参加することができて本当にうれしい。卒業して以来、50年ぶりに会う人もいる」と喜んだ。「南秀同窓会、そして宮古高校の発展のためにもこの祝う会はずっと続けてほしい」と話した。
祝う会は、琉舞や日舞などの余興も披露されて最後まで盛況だった。参加者全員が15期と定時制7期の卒業生を祝い、今後のさらなる活躍に期待を込めた。