初議会20日に開催/市議会全員協
正副議長の選出方法など確認
10月27日の市議会議員選挙で選出された新議員による市議会全員協議会が14日、市役所平良庁舎で開かれた。初議会となる市議会臨時会を20日に開催すること決めたほか、新議長、副議長の選出方法などを確認。議会運営に関する申し合わせ事項について議員からは、一般質問での一問一答形式の導入や質問時間と回数の見直しなどで意見、要望が挙げられた。
議会運営に関する申し合わせ事項とは、条例や会議規則に載らないものについて申し合わせをするもので、宮古島市議会の場合、会派であれば所属議員2人以上で結成すること、議会運営委員会委員は各会派から推薦のあった議員が就任することなどがうたわれている。
全員協議会では申し合わせ事項について議員から、1人会派の容認や一般質問での一問一答形式の導入、30分、3回までとなっている一般質問の時間と回数の拡大などの要望が挙がった。一問一答導入に関しては、専門の検討委員会を立ち上げ協議すべきとの意見も出たほか、質問時間と回数の拡大では否定的な考えを示す議員もいた。話し合いの結果、これらの要望については、新議長選任後、あらためて新議長の下で協議することとなった。
議長、副議長を決める市議会臨時会は20日に開催し、会期を1日とすることを決めたほか、議長、副議長選挙は投票で行う方向で準備を進めることなどを確認した。
市議会臨時会へは、2013年度沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)事業の未執行分や入札残の配分変更に伴う一般会計補正予算の専決処分の報告、教育委員会委員の任命についての同意案2件、監査委員の選任についての同意案1件の計4議案が上程される。議案の内容については全員協議会の冒頭、市当局が議員に説明した。