行雲流水
2013年11月19日(火)9:00
「同期会」(行雲流水)
喜寿を迎えても、同期仲間では、みんなが元気に若返る。その一例、宮古高校7期会の状況をみる
▼会報42号に代表幹事は巻頭文に書いている。「後期高齢期の生き甲斐を共有しよう」。「われわれ同期のむつまじさは類例をみない。その出発点は卒業50年記念にふるさと、母校に集まったときに始まる」
▼毎号8ページに及ぶ会報には、会員の近況や各グループの活動状況が紹介される。各種受賞者の紹介や、時に亡き友への追悼文が載る。文芸コーナーには会員の短歌、俳句、川柳、詩、絵画が掲載される。一枚の写真に添えて思い出をつづる新企画も始まった
▼寄せられた文章は「わが期を語る」、「入院体験記」、「芭蕉の足跡を訪ねて」、「心のネットワーク」、「『絆』-青春今昔物語」等、多彩である。宮古からは新年会や会員の動向が報告され、関東からは「花見便り」が届く。福岡や仙台、八重山からは近況や地域の状況が伝えられる
▼行動も意欲的。ゆいレール各駅の周辺を散策、史跡等を訪ねる「歩こう会」が15回行われた。続いて小旅行が取り組まれ、第7回は最近、「金武町を巡る旅」が50人参加して行われた。社会問題を語り合う「都の会」を立ち上げ「沖縄の将来像を考える」、「銀行・金融のあれこれ」、「なぜ今『緑の街角賞』か」などのテーマで講話がなされた。コンサートで歌い、ファッション・ショーに男子がモデル出演。パークゴルフが数多く行われる。かこつけて、話すことも飲むことも大好きである
▼要するに、少なくても気持ちだけは「青春」である。(空)