宣教60周年を祝う/平良キリストの教会
宣教師の子や孫も出席
宗教法人「平良キリストの教会」(伊志嶺勲牧師)の宣教60周年記念式典と感謝会が17日午後、同教会で開催され、米国や、本土、沖縄本島から関係者60人余が参加し宣教60周年を祝った。
同教会は、1953年12月、ドナルド・リカーソン宣教師と妻のフェーイさんが米国から来島し「宮古クリスチャンミッション」として宣教を開始した。
式辞で伊志嶺牧師は「リカーソン宣教師の宣教により、宮古南静園をはじめ、宮古津々浦々へと広がり、多くの信徒が誕生した。全宮古の小学校での夏休み聖書学校および夏季キャンプの開催などで宣教の輪が広がっていった」と述べた
そして宣教協力者が必要となり「1957年6月、米国からクレアー・ダーンナボルトン宣教師夫妻が宮古島に招致され、今帰仁村の今泊キリストの教会からも名城政健牧師が夏季キャンプに毎年参加されるなど多くの方の協力があり60年も継続することができた」と感謝した。
このあと「今泊キリストの教会」の名城敏子さんが「選ばれた宮古島」と題してメッセージを述べ、キリストの教会沖縄伝道懇談会会長の大城幸子さんが祝辞を述べた。
感謝会では、踊りや保育園児による合唱、オペラ独唱などが披露され、米国在のクレアー・ダーンナボルトン師のあいさつ文が紹介されるなど多くの人が思い出を語った。また、リカーソン宣教師の孫やボルトン宣教師の長男と長女夫妻も式に参列して思い出を語り交流を深めた。