英語で楽しく表現/城辺中
新潟市の小林教師が公開授業
新潟県新潟市の初代英語マイスター教師、小林英男さんと城辺中英語科教師、前泊貴子さんの2人が22日、同校2年生19人を対象に公開授業を実施した。
2人は協力してチーム・ティーチングで指導。授業は全て英語で行い、生徒たちは英語で楽しそうに表現していた。
生徒自身が宮古島で1番と思う場所について紹介文を書かせた。生徒たちは質問に活発に手を上げ、英語で答えていた。
生徒たちは、授業を振り返ってそれぞれ自己評価カードに記入。「英語で表現することができましたか」「教師の指示はわかりやすかったですか」などの質問には「十分できた」と評価した。
新潟市は2007年、全体の教師力向上を図る目的で「新潟市マイスター事業」をスタートさせた。教育現場で英語教育の指導力が高い教師は「新潟市英語マイスター」と認定した。
今回の主催は日本英語検定協会で沖縄県の教員の指導力や生徒の学力向上を狙いに、18~22日までの日程で、名護市、宜野湾市、浦添市、那覇市、宮古島市の中学校7校で実施。県教育委員会が「英語立県沖縄推進戦略事業」実現に向けて連携した。沖縄では3月に第1号の「英語授業マイスター」が中学校と高校にそれぞれ1人ずつ誕生した。