交流活動終え帰島

宮古市での体験交流活動を終えて帰島した子どもたち＝15日、多良間空港

　【多良間】体験交流活動で岩手県宮古市を訪問していた多良間小、同中学校の児童生徒８人が15日、元気に帰島した。それぞれ充実した表情だった。

　今回の交流体験活動には小学生５人、中学生３人が参加した。今月５日から宮古市を訪問し、真っ白な雪に触れたほか、リンゴ狩りや現地の児童生徒との交流を楽しんだ。

　団長を務めた友利哲市教育長は「天気に恵まれ、受け入れ先の津軽石小・中学校の生徒、先生にも良くして頂いた。来年は多良間島を訪れるので、良い受け入れをしたい」と話した。

　生徒を代表して中学校の西平聖矢君（２年）が「多良間では経験できないリンゴ狩りを体験し、雪を見ることもできた」と多良間島とは異なる東北の気候風土を紹介。「津軽石の生徒ともすぐに仲良くなって楽しむことができた」と交流活動の成果を報告した。