国際見本市出展を報告/下地暁氏
10月にイギリスで開催
宮古島を拠点に活動するミュージシャンでラグーンミュージックエンターテイメント代表の下地暁氏らが19日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、今年10月にイギリスで開催された国際音楽見本市へ出展したことを報告した。
下地氏らが出展した国際見本市は「ワールド・ミュージック・エキスポ」という世界の民俗音楽を中心とした見本市で、十数年前から毎年、欧州で開催。今年は10月23~26日にイギリスのカーディフで開催され、約90カ国から2200人が参加した。
市長室を訪れた下地氏とマネジャーの新村一広氏は、写真などで現場の様子を紹介するとともに韓国でのイベントへの出演オファーがあったり、ノルウェー国営ラジオの取材を受けたこと、約100人と商談を行えたことなどを報告。次年度も継続して出展を目指す考えを示すとともに「宮古だけでなく県全体で出展しないとインパクトがない。沖縄音楽は関心を持たれていて世界に認知されるという実感を持つことができた」と語った。
下地市長は県にも同様の報告をするよう促すとともに「良い報告を聞かせてもらった。来年も頑張ってほしい」と激励した。
今回の出展は、一括交付金による県文化振興会の2013年度沖縄文化活性化・創造発信事業に採択されたことで実現した。