市民と飛躍の年に/市新春の集い
各界代表一堂に集う/さらなる市の発展へ決意
宮古島市主催の2014年新春の集いが6日、市内のホテルで開かれた。行政機関をはじめ市議会、企業・団体など各界代表らが一堂に集い、宮古島市の一層の発展に向けて新年の決意を新たにした。下地敏彦市長は「昨年芽出した事業を着実に推し進め、さらに豊かな市政実現を目指して市民の皆さんとともに飛躍の年にしていきたい」と述べ、市政と宮古地域の振興発展、安心して生活できる市政実現のために市民の協力を仰いだ。
新春の集いには約550人が参加した。会場入りするとそれぞれに新年のあいさつと握手を交わし、今年1年のお互いの活躍と健康を祈念し合った。
式典で下地市長は「昨年は、新宮古病院開院をはじめ、一括交付金を活用した市の課題であった諸事業が芽出し、活力ある1年だった」と述べた。その上で、「昨年、市民の協力のおかげで芽だした多くの事業を市民とともに着実に前へ推し進め、さらに豊かで安心して生活できる市政を実現したい。宮古は一つをスローガンにみんなで宮古島を良くしていこう」と呼び掛けた。
続いて宮古島市議会の真栄城徳彦議長が「昨年、第3期の新たな市議会が発足し、自らも議長に就任した。今年は来年の伊良部大橋開通を見据えた重要な年だ。さまざまな時代変革に対応し市議会も市民の負託に誠心誠意応えていく」とあいさつした。
来賓による乾杯では沖縄振興開発金融公庫の兼島規理事があいさつし、「父の故郷である新春の集いに招いて頂き、大変うれしく思う。昨年の県経済は大変良好に推移した。宮古島市もまた、市長をはじめ市民が力を合わせた成果が現れ活性化している。さらなる市の発展を祈念したい」と述べて祝杯を挙げた。
行政、議会、各種団体長ら関係者17人によって「鏡開き」が行われ、14年の幕開けと市の振興発展を祈念した。
宮古島商工会議所の下地義治会頭、宮古島観光協会の豊見山健児会長、JAおきなわ宮古地区本部の新城武一郎本部長もそれぞれ乾杯の音頭を取り、市政、市民が一丸となって市の振興発展にまい進することを誓った。
出席者らは昨年以上に市経済が発展することや、市が舵取りとなって行う諸事業の成功による景気浮揚に期待を込める話題に花を咲かせていた。