年末年始のごみ562㌧
前年度比21㌧増加
宮古島市環境衛生課のまとめによると、2013年12月28日から14年1月6日まで(1月1、2日除く)の年末年始期間に市クリーンセンターへ搬入されたごみの総量は562㌧で、前年度同期と比べ21㌧(4%)増えた。8日間の間にごみを運び込んだ車両台数は前期より202台(9%)多い2411台。同課は構内が車両で混雑したため「ごみ搬出は収集車を利用し、自家用車は控えてほしい」と協力を呼び掛けた。
ごみ搬入量増加の要因には「年末年始の観光客増加や景気上昇に伴う消費増も一部あるのでは」と推測する。
種類別の搬入量は可燃ごみが465㌧と最も多く、全体の83%を占めた。粗大みは50㌧、資源ごみが46㌧だった。
日別の搬入量は6日の135㌧が、最も多かった。成人式と正月ごみが、どっと入った。2位は家庭や事業所で大掃除をする30日の119㌧。4日の109㌧、31日92㌧の順となった。
7日現在、ごみピットには可燃ごみが山積みになった。処理には数日かかるという。ごみの山積みは、衛生状態を少し悪くしている。
環境衛生課はごみの増加が処理に要する人件費や電気料金など維持管理費の増加に結び付くことを指摘。その上で普段からの資源ごみと可燃ごみの分別徹底による可燃ごみの減量や、年末年始に搬入を集中させないよう協力を求めた。
年末のごみ搬入量は308㌧、年始が253㌧。搬入台数は30日の616台が最大だった。