五輪選手ら宮古合宿/日清陸上部
白水監督らが市長表敬
元日に開催された第58回全日本実業団駅伝で3位入賞した日清食品グループ陸上競技部が宮古で強化合宿を行っている。10日は白水昭興監督やキャプテンの佐藤悠基らが市役所に下地敏彦市長を表敬訪問した。白水監督は温暖な環境を絶賛し、「ここでしっかり走り込みたい」と話した。宮古合宿は26日まで。
日清食品がチームとして宮古島で合宿を行うのは初めて。キャプテンの佐藤は日本選手権1万㍍3連覇、ロンドン五輪5000㍍、1万㍍の日本代表に選出された国内トップアスリート。日本のエースとして期待されている。
そのほかスーパールーキーとして全日本駅伝で活躍した村澤明伸らもこの合宿に参加している。
合宿は7日からスタートしており、白水監督は「今回は個人競技の強化合宿という位置付け」とし、2月23日の東京マラソン、3月2日のびわ湖毎日マラソンに向けて選手個々の強化を図る考えを示した。
その上で「暖かい環境の中で伸び伸びと楽しくやらせてもらっている。26日まで滞在してしっかり走り込みたい」と話した。
キャプテンの佐藤は宮古合宿について「暖かいので筋肉が硬くならず、故障のリスクが少ない」と温暖な気候の利点を挙げた。「東京か琵琶湖のどちらかになると思うが、しっかりとマラソンを走れる体をつくりたい」と話した。
この日の市長表敬には岡村高志、実井謙二郎の両コーチも同行した。