「天馬のごとく駆け」/菊之露酒造で初荷式
菊之露酒造(下地勝社長)は13日、2014年の初荷式を同社第2工場で行った。社員や関係者が集まり、鏡開きや三三七拍子で景気を付けた後、初荷を積んだトレーラーを勇壮な太鼓演奏とともに見送った。今年の初荷は一升瓶など4万9890本(酒量4万4942㍑)で、那覇や東京に出荷された。
初荷式であいさつした下地社長は「観光客向けの商品や既製品をリニューアルした商品を新たに開発、販売していきたい。企業体質を強くし、社員一同、今年1年頑張っていきたい」と意気込みを示した。
宮古島商工会議所の下地義治会頭や琉球海運の翁長春雄常務、シンバホールディングス会長で沖縄観光コンベンションビューロー前会長の安里繁信氏、県那覇卸酒販組合の平良勝彦理事長らが午年にあやかり「宮古経済の発展に向け天馬のごとく駆けめぐってほしい」などとそれぞれ祝辞を述べた。
この後、関係者が初荷を乗せた大型トレーラーに泡盛をかけて輸送の安全を祈願。下地総合スポーツクラブ和太鼓のメンバーによる太鼓演奏とともに拍手で送り出した。
今年の初荷の出荷量は那覇が3万4404㍑、東京が1万538㍑で、コンテナ14本分。