ヤマダ電機陸上部が来島
走り込み中心に合宿/森唯我ら女子8選手
ヤマダ電機女子陸上部の選手、スタッフ10人が15日午後、宮古島合宿のため来島した。昨年12月の全日本実業団女子駅伝1区で区間新の快走を見せたキャプテンの森唯我ら8選手が31日まで滞在し、走り込みを中心とする練習で基礎体力の向上を図る。ヤマダ電機の宮古合宿は2年連続。
ヤマダ電機は、全日本実業団女子駅伝で8位に入賞した実業団の強豪。12日の都道府県対抗女子駅伝では群馬代表として森、西原加純、高田晴奈、竹地志帆が快走し、山形代表の大江茉莉香も活躍した。
この5人と須澤麻希、江口美咲、菊池里江の8選手が来島。森川賢一監督と丸毛静香コーチを含めて計10人で宮古合宿を行う。
一行は早朝に氷点下の群馬をたち、午後4時すぎに宮古に着いた。空港ではホテルの従業員が歓迎し、実りある合宿を期待した。
森川監督は「宮古は暖かいので走り込める」と練習環境を絶賛。「昨年もこの宮古島からスタートして良い結果につながった。また今年も、『ここから始めるんだ』という強い気持ちで取り組みたい」と話した。
キャプテンとしてチームを引っ張る森は、開口一番に「暖かい」と表現。群馬とは比べものにならない暖かさに笑顔を見せた。「1年ぶりの宮古。宮古は暖かいし車も少ない。自然も豊かで伸び伸びと練習ができるところが好き。しっかり距離を踏みたい」と話した。
メンバーが市の陸上競技場を使用する日は20日、22日、24日、27日、31日。午後3時ごろから1時間程度練習をする予定。