「教育の日」盛り上げへ/市教委
桜井さん(北小3年)ら最優秀/標語・川柳入賞作品発表
市教育委員会(川満弘志教育長)は16日、「教育の日」標語・川柳の入賞作品を発表した。小学校の部の最優秀は桜井真由莉さん(北小3年)の「学校は 私の夢への 通り道」。中学校の部が具志堅悠大君(平良中1年)の「『解らない』それは学習の第一歩」、高校・一般の部では島尻優里佳さん(宮高3年)の「憧れに 追いつくために ペンを持つ」-が選ばれた。
教育委員会は「教育の日」(2月第3日曜日=2月16日)に向けて、入賞作品の立て看板を市内に設置し機運を盛り上げる。
今回は昨年の56点より55点多い111点(小学21点、中学12点、高校・一般78点)の応募があった。
川満教育長は「今回は一般の部の川柳を加えたことが特徴。川柳は新たな感覚で教育を考える機会をつくり、教育の日に対する理解と関心を深めるという趣旨の啓発にもつながったと思う」と川柳募集の成果を強調。応募作品全体については「りっぱな作品が多いと印象を持った」と話した。
選外の川柳の中には「ゆいまーる ひろげて増える 丸の数」「ITは 子から学んで 親育つ」-など笑みを誘う作品も多い。
教育の日の16日には家庭、学校、地域連携の教育活動推進に役立てる趣旨で、「教育を語る市民大会」をマティダ市民劇場で午後2時30分から開催する。
優秀賞に選ばれた作品と作者は次の通り。
【小学校の部】「やすみの日 パパはへんしん あそびの先生」(鏡原小2年・友利綺良)▽「早ね早起き 朝ごはん 毎日続けば 学力アップ」(下地小4年・加賀政宗)
【中学校の部】「積み重ね 将来大事な あなたの荷物」(池間中1年・大関凪沙)▽「『私がやります』の一言が 自分を変える みんなを変える」(狩俣中1年・山内海輝)
【高校生・一般の部】「地域力 学び合ってる 三世代」(狩俣地区一般・互野●(●は示す辺に右)加)▽「学ぶこと それは未来を 変えること」(宮古高校3年・下地千早)