感動体験してきます
城辺地区の児童8人/新潟県板倉区へ出発
城辺地区の4小学校の児童8人は16日、新潟県上越市板倉区へ出発した。3泊4日の日程で板倉区内の民家にホームステイしながら、各小学校での交流やスキーなどを体験する。
この交流事業は人頭税廃止運動に業績を残した中村十作の故郷、新潟県上越市板倉区と交流を深めるため、旧城辺町時代から交互に行われている。
宮古空港で出発式があり、川満弘志教育長は①雪国の風景を頭に刻む②板倉区の人たちの暮らしを学ぶ③友人を多くつくる-の三つを要望。「寒いので体に気を付けて、引率の先生の話をよく聞いて行動してほしい」と激励した。
参加する児童たちは一人一人が自己紹介し「中村十作について詳しく知りたい」「スキーや雪合戦を楽しみたい」「友達をいっぱいつくりたい」などと抱負を語った。
交流団の団長を務める亀川典子さん(砂川小教頭)は「北国で体験したことや感動したことなど、たくさんの土産話を楽しみにしていて」と見送りの保護者らに呼び掛けた。
昨年8月には板倉区の子供たちが来島。その時にホームステイで受け入れた城辺地区の児童たちが今度は板倉区を訪れる。
参加児童と学校名は次の通り。
益田竜希(城辺)▽砂川綾伽(同)▽池原志斗(砂川)▽荷川取玖鈴(同)▽松原海人(福嶺)▽砂川英里香(同)▽下地陽貴(西城)▽下野夏海(同)