センター試験始まる/受験シーズン突入
宮古では181人が臨む
本格的な受験シーズンの幕開けとなる大学入試センター試験が18日、2日間の日程で全国993会場で一斉に始まった。このうち試験会場の一つ、宮古高校では、受験生たちが真剣な面持ちで「地理歴史・公民」「国語」「外国語」の解答用紙に向かった。2日目のきょう19日は「理科」「数学」が実施される。受験生たちは、合格への第一関門に臨む。
県内では、2日間ともに琉球大学内の6会場のほかに名桜大学、県立看護大学、沖縄大学、沖縄国際大学、那覇国際高校、宮古高校、八重山高校の計13会場で実施する。平均点の中間発表は22日最終発表は2月6日を予定している。
県内の試験場で受験する志願者数は6323人(男性3352人、2971人)で、前年と比べ188人減少した。このうち、宮古の志願者数は例年並みの181人(男性85人、女性96人)。181人のうち、現役志願者数は宮高が138人、伊良部高校3人。
全国の志願者数は56万672人で、前年より1万2672人(2・2%)減。
18日午前9時すぎ、宮古高校の会場で受験生たちは、緊張した表情で試験監督の注意事項を聞いていた。試験開始の合図と同時に問題用紙をめくった。
同校の校庭に訪れていた受験生の父親の一人は「末っ子の娘が受験している。休み時間を利用して『頑張れ』と励ましたい」と語った。