心と体を鍛えよう/体幹・メントレ教室
木場、大儀見さんが講話
「なでしこジャパン代表夢のプロジェクト!」の関連イベントとして「体幹・メンタルトレーニング教室」(主催・市教育委員会)が19日、市総合体育館で行われた。体幹トレーナーの木場克己さんとメンタルトレーナーの大儀見浩介さんが体と心を鍛えるポイントやトレーニング方法について紹介した。
この取り組みは、世界で戦うトップアスリートの自主トレーニング(キャンプ)を誘致した取り組みとタイアップした事業として実施。市民に豊かなスポーツ環境の場、専門的な知識やトレーニング方法を習得する場を提供するとともに市民の健康と体力づくりを目的に実施された。
大儀見さんは「よく『やる気を出せ』『集中しろ』『気合いを込めろ』『根性を出せ』と言うが、実際にその言葉を投げかけられた場合に何をどうするかあまり分かっていない。たとえば『目玉焼きを焼いて』と求められた時と同じようにそのステップが頭の中に生まれるように事前に説明する必要がある」と訴えた。
現在、イタリアセリエAのインテルで活躍する長友佑都選手のトレーナーとしても有名な木場さんは以前に故障で苦しんでいた長友選手のトレーニング方法を紹介しながら説明した。
「いろいろなスポーツ競技では上半身を片足で支える体勢が多い。そのためのトレーニングを行い筋肉のコルセットを身にまとうことが大切」と訴えた。
同教室には、来島中のサッカー女子日本代表の大儀見優季さん、鮫島彩さん、高良亮子さんの3選手も参加した。
そのほか、主催者を代表して川満弘志教育長が「昨年末には本田圭佑選手からクリスマスプレゼント、そして今回はなでしこジャパンからお年玉をもらうことができた。市民の皆さんにはこうした機会を通してたくさんのことを学んでほしい」と呼び掛けた。