宮古島産アロエを商品化
協和が化粧品を開発/美容液と化粧水の2種類
宮古島産のアロエベラを使った化粧品がこのほど商品化された。開発したのは美容関連商品を開発し通信販売している協和(本社・東京)で、商品は美容液と化粧水の2種類。一般発売は2月からを予定している。同社常務執行役員の阿波純之介氏と下地敏彦市長らが20日、市長室で会見を開き、商品の完成を報告した。
今回、商品化されたのは、宮古島産アロエベラエキスの原液を使用した美容液「アロエベラ エクストラクト」(30㍉㍑)
と、宮古島産アロエベラエキスやアルロン酸などを配合した化粧水「アロエベラリペアローション」(200㍉㍑)。現在は同社通販ブランド「フラコラ」のホームページで先行販売中。価格は美容液が通常2800円、「フラコラ」会員は2380円、化粧水は通常1977円、会員1680円。
同通販には約50万人の会員が登録していて、2月からは会員へ商品チラシを送付するなど販売促進活動の展開を計画している。阿波氏は「宮古島のアロエは無農薬、有機栽培で、土壌性質からミネラルを吸収していて美容に役立つことが分かり、今回の製品化に至った」と開発経緯を紹介するとともに、商品の特徴として保湿性の高さなどをアピールした。
下地市長は「宮古島のアロエ成分が非常に良いということで、商品化して世に送り出してくれることになった。市民だけでなく広く国内外にPRしたい」と語った。
同商品に関する問い合わせは同社「お客様相談室」(電話0120・766・277)まで。