市校区審議会が発足/委員15人に委嘱状
会長に奈良氏 次回、市教委が案件諮問
宮古島市学校区審議会の委員に対する委嘱状交付と第1回審議会が21日、市役所平良庁舎で行われた。市教育委員会の川満弘志教育長から15人の委員に委嘱状が交付されたほか、第1回会合も開催され会長に奈良俊一郎氏、副会長には照屋秀雄氏が就任した。次回の審議会で市教委から市の学校区についての諮問が行われるほか、来年度から来間中学校が下地中学校に統合されることに伴う校区変更については今年度中に審議会として確認し規則を変更する予定となっている。
委嘱状を交付した川満教育長はあいさつで「校区審議会は今回、20年以上ぶりに発足した。少子化やいろいろな社会の変化に応じた適切な対応が求められている。この審議会が宮古の教育の底上げにつながることを期待している」と述べた。
就任のあいさつで奈良会長も「皆さんの英知を借りて多くの人の賛同を得るような審議を進めていきたい」と話した。
この日は、今後の日程の確認が行われ次回の会合は2月7日に開催し、市教委が2015年度以降の宮古島市全体の学校区についての諮問を行い、それに沿った審議を進めていくとしている。
市教委では諮問案件についての答申は9月~12月ごろを予定している。
委員の任期は2年となっている。
審議会の委員は次の通り。
【会長】奈良俊一郎(市子ども育成連絡協議会長)
【会長】照屋秀雄(城辺地区地域審議会長)
【委員】佐和田勝彦(前市学校規模適正化検討委員会副委員長)▽宮川悟(宮古教育事務所指導班長)▽狩俣勝成(宮古地区PTA連合会長)▽砂川隆夫(下地地区地域審議会長)▽野原勝也(上野地区地域審議会長)▽長嶺吉和(伊良部地区地域審議会長)▽砂川恵助(宮古島商工会議所専務理事)▽吉岡洋平(宮古青年会議所理事長)▽島尻清子(宮古婦人連合会長)▽与那覇止(宮古地区小学校校長会長)▽島袋正彦(宮古地区中学校校長会長)▽田場秀樹(市教育委員会教育部長)▽亀川昌彦(市教育委員会学校教育課長)