「世界チャンピオン目指す」/比嘉(宮工)プロ入り表明
宮古工業高校ボクシング部3年の比嘉大吾が20日、同校で会見を開き、プロ入りを表明した。会見には白井・具志堅スポーツジムの具志堅用高会長が同席し、同ジムでプロとしての第一歩を踏み出すことを発表した。
会見で比嘉は「県出身のプロボクサーとして具志堅会長のような世界チャンピオンを目指して頑張っていきたい」と意欲を示した。
比嘉君は当初、大学に進学しオリンピックを目指す予定だったが昨年の国体終了後に具志堅会長から電話を受けてプロ入りを決意した。
具志堅会長も、比嘉の素質を高く評価し世界チャンピオンを目指して育成していくことを約束した。
比嘉は、浦添市立仲西中学校からボクシング部へ入部するために父親の勤務地である宮古工業高校へ入学した。
1年の時から頭角を現し、フライ級で県高校選手権大会と同春季大会で優勝。2年になってからも県代表として九州大会に出場するなど活躍した。
3年では全国高等学校総合体育大会ボクシング競技大会に県代表で出場しベスト入り、国体でも県代表で出場し5位に入るなど活躍した。
高校時代の戦績は44戦35勝9敗。