歌詞「ゴール」に決定/トライテーマソング
北海道の濱田武弘さんの作品
第30回全日本トライアスロン宮古島大会テーマソングの歌詞が22日の選定委員会で決まった。島内外42点の応募作品の中から、北海道北広島市に住む濱田武弘さん(46)の「ゴール」が選ばれた。23日午後、大会実行委員長の長濱政治副市長とテーマソング選定委員会の宮国敏弘委員長が会見を開いて発表した。
濱田さんは、2012年と13年に宮古島大会に出場したトライアスリート。レース中の自身の気持ちと感情を歌詞に込めた。
1~3番の歌詞に共通して使ったフレーズは「流した汗は裏切らない」「奇跡なんかじゃない」-。濱田さんは、「奇跡は起こるものではなくて、自分で起こすもの。偶然じゃなくて裏付けと努力がある。それを歌詞に込めた」と話した。
歌詞が採用されたことに対しては「うれしいの一言です。ぼくの気持ちや感情を理解していただきうれしく思う」と喜びを話した。
高校生2人を含む選定委員8人は22日、42作品を審査し▽いつの時点でも歌える▽ポジティブで若々しくエネルギーがある▽30回大会が新たなスタートとして捉えられる▽「流した汗は裏切らない」のフレーズが頑張る人すべてに当てはまる内容-などを理由に濱田さんの作品を選んだ。
宮国委員長は「選手だけではなくトライアスロンに関わるすべての人への応援歌。奇跡は起こすものだという強いメッセージが印象的な作品」と話し、30回記念大会にふさわしい歌詞であることを強調した。
選定委員会は、濱田さんの歌詞を宮古島市とトライアスロン実行委員会のホームページに掲載し、きょう24日から曲を募集する。