04/28
2025
Mon
旧暦:4月1日 仏滅 丁 
社会・全般
2014年1月26日(日)9:00

首掛けリボン作製進める/宮古織物組合

トライ大会 宮古織10反分使用


織り子たちがトライアスロン記念メダル首掛けリボン用の宮古織を心を込めて織り進めていた=23日、宮古伝統工芸品研究センター

織り子たちがトライアスロン記念メダル首掛けリボン用の宮古織を心を込めて織り進めていた=23日、宮古伝統工芸品研究センター

 4月20日開催の第30回全日本トライアスロン宮古島大会に向けて、宮古織物事業協同組合(理事長・長濱政治副市長)では、完走者に贈る記念メダルの首掛けリボン作製に余念がない。記念大会開催まで3カ月を切った23日、同組合では織り子たちが懸命に首掛けリボンの材料として用いる「宮古織」を仕上げるため、織機を動かしていた。

 2009年の第25回大会以降、宮古織が同メダルの首掛けリボンとして用いられるようになった。同組合の上原則子専務理事によれば、織り子10人がかりでリボン生地の作製に取り組んでいる。1反織り上げるのに平均1カ月ほどかかる。1500人分のリボンを用意するためには宮古織10反分が必要だ。

 同リボンは宮古島の美しい海を象徴するよう毎年、必ず「青色」が用いられる。今年の生地図案の考案者でもある上原専務理事は「記念大会の開催とあって、とりわけさまざまな青色でアレンジし、美しい宮古島の海と空を象徴するよう深い青色と浅い青色のコントラストで統一してみた」と説明し、「手織りなので手間がかかる分だけ、完走者の精いっぱいの健闘に応えられるよう織り子たちも心を込めて織り進めている」と話した。

 宮古織10反がすべて織り上がるのは2月中旬ごろ。その後、縫製作業が行われ、大会当日にはストロングマンの栄誉をたたえる記念の品として選手たちの胸元を飾る。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!