地域の安全へ目光らす/宮古郵便局
ポストマンパトロール隊出発
宮古郵便局の職員が防犯パトロールを兼ねる「ポストマン・レッドパトロール隊」の出発式が27日、宮古郵便局で行われた。式で仲西正春局長は「昨年発足したこのパトロール隊は地域の安全、安心のために活動することが使命。この活動は各種犯罪の抑止になると思うので高い意識を持って取り組みたい」とあいさつした。
同隊は、サトウキビの収穫時期で不在となる農家が多いこの時期に、配達業務を通して不審者に対する声かけ等を行い各種犯罪の抑止と安全、安心なまちづくりを実現するために昨年発足した。
出発式では、オープニングアトラクションとしてみつば保育園の3~4歳の園児32人がかわいい踊りを披露し、式を盛り上げた。
あいさつで宮古島署の宮城英眞署長は「皆さんのような善良な市民がいろいろな地域で目を光らせることで犯罪は抑止できる。犯罪の起きにくい社会にするために一緒に頑張っていこう」と呼び掛けた。
宮古島地区防犯協会の前川尚諠会長も「昨年の犯罪件数が減少していることは皆さんの活動が貢献していると思う。さらに宮古を安全で住みよい島にするために協力してほしい」とあいさつした。
最後に職員を代表して安元匡史さんが「郵便集配業務を通じたパトロールで地域の安全、安心なまちづくりに協力することを誓う」とする決意表明を述べた。
式後、「地域見守り中」のステッカーを貼ったバイクと車に乗った職員たちが集配業務とパトロールに出発した。