結成50年決意新た/宮古中体連
スポーツ振興に全力/功労24人を特別表彰
宮古中学校体育連盟(伊志嶺吉作会長)の結成50周年を祝う記念式典と祝賀会が1日、平良中学校体育館で行われた。スポーツ、教育の各分野をはじめ、宮古島市など関係団体の代表が参加し、50年の歩みを振り返りながら一層のスポーツ振興に向けて決意を新たにした。中体連の発展に貢献した元役員や外部指導者には特別表彰を贈り、その功績をたたえた。
宮古中体連は、1963年5月に結成された。以来半世紀にわたって組織の充実・発展を図ってきた。
この間、宮古地区の中学生の体力増進に努め、各種スポーツ競技においては技術の向上を図りながら健全育成活動を推進。県の総合体育大会や駅伝大会を宮古島に誘致するなど、積極的な活動でスポーツ文化の発展に尽力してきた。
式典で伊志嶺会長は「結成50周年を迎えられるのも歴代役員や先生方、そして多くの関係者のたゆまぬ努力のたまもの」と感謝。50年の間に全国で通用する人材を輩出してきた実績を紹介しながら「50周年を節目に多くの先輩方が築き上げてきた歴史と伝統をしっかりと受け継ぎ、さらに充実発展させていきたい」などと力強い決意を述べた。
この後、中体連の元役員や優勝旗の贈呈者、外部指導者に特別表彰を贈った。
受賞者を代表して元役員の与座健一さんが「大なり小なり、中体連の活動に関われたことを誇りに思っている。結成50周年を新たなスタートに位置付け、中体連がますます発展することを願っている」と述べた。
来賓祝辞で宮古島市の下地敏彦市長(代読)は「半世紀の歩みの中で、九州や全国で活躍する人材を育ててきた。青少年が活躍する姿は住民の誇り」と中体連の活動を高く評価した。
最後は参加者全員で中体連の「連盟歌」を斉唱。結成年を振り返りながら決意を新たにした。
式典後は記念祝賀会が催され、関係団体の代表が祝辞を述べたり、乾杯の音頭を取ったりして結成50周年を祝福。さらなる発展に期待を込めた。
式典で表彰された方は次の通り。
与座健一▽渡真利信雄▽佐久本茂美▽与那城高治▽仲村敦▽小禄恒栄▽與那覇正博▽川満弘志▽野原敏之▽平良勝也▽浜川直子▽平良ヒロ子▽知念安則▽亀濱敏郎▽砂川弘康▽前泊一郎▽第60回平良中卒業生保護者有志会▽砂川敏夫▽幸地誠▽根間康雄▽前泊保弘▽與那嶺正和▽山里絢子▽松長浩之