宮古管内は警報継続/インフルエンザ
西辺小で学級閉鎖 水痘も警報発令
1月27~2月2日(第5週)の宮古福祉保健所管内におけるインフルエンザ患者報告数は135人で、一定点医療機関当たりの報告数では33・75となり第4週に発令された警報は継続されている。また、宮古管内では水痘(みずぼうそう)も第4週から警報が発令されており、第5週も継続発令となっている。
インフルエンザの報告数については、第4週(1月20~26日)の180人から45人減っているものの依然として警報発令の基準を超えていることから同保健所では予防策の徹底を呼び掛けている。
第6週となる今週も学級閉鎖が発生。西辺小学校の2年の1学級で5日から7日まで学級閉鎖となっている。
同所管内の患者報告数は、第1週(12月30日~1月5日)が25人、第2週が71人、第3週も96人と増加し、第4週は一気に増えて180人となり、第5週は135人となっている
一定点医療機関当たりの報告数も第2週に注意報発令基準の10人を超え17・75人、第3週も24・0人と増加し、第4週で警報基準の30人を超え45・0人。第5週も警報基準を超える33・75人となっている。
第5週における患者数を年代別で見ると、0~4歳が最も多く37人。次いで30~39歳の24人、5~9歳の18人、10~14歳の13人、50~59歳が11人などとなっている。
また、70~79歳は前週の3人から第5週は3倍の9人となっている。
そのほか、宮古管内では水痘の一定点医療機関当たりの報告数が第1、2週で注意報。第4週は警報基準値7人を超えて8・50人、第5週も同値となり2週連続の警報発令となっている。
水痘は、患者の鼻やのどから飛沫を吸い込んだり、接触によって感染する。潜伏期間は10~21日程度で、感染力が強いことから同保健所では注意を呼び掛けている。