平野投手が初ブルペン/オリックキャンプ
第2クール始まる
オリックス・バファローズの宮古島春季キャンプは6日、第2クールがスタート。市民球場と多目的前福運動場ではA組(1軍)が、実戦練習が始まる第3、4クールに向け、個々の技術を高めるトレーニングや守備の連携練習などに取り組んだ。投手陣は多くがブルペン入りして投げ込みを実施。平野佳寿投手はブルペンで初の本格投球練習を、佐藤達也投手は130球の投げ込みを行った。
投手陣は、ノックによる守備練習や投手・内野手連携、けん制球などの練習に続き、交代でブルペンに入った。
昨シーズン、中継ぎとして60試合に登板した平野は今キャンプではこれまで体作りを中心とした調整を行っていて、ブルペンで本格的な投球練習をするのは今回が初となった。球の感覚を確かめるように約35球を投げた。平野は「焦らず、じっくり体を作って先を見すえたいとの思いがあったので、じっくりと調整してきた。今回投げて、しっかりと投げることのできた球もあったので、今までの調整は十分できていたと思う」と語った。
昨年、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した佐藤は、第1クールからブルペンに入り1日平均50~60球を投げてきたが、第2クール初日ではその倍以上を投げ込んだ。佐藤は「試合で崩れないフォームを体で覚えるために投げ込みを行っている。第3クールくらいから実戦が始まるので、今しかできないこと。仕上がりは順調」との考えを示した。
野手陣は、サインプレーやシートノック、打撃、走塁練習などを行った。